久しぶりに,「スタンド・バイ・ミー」見直してみました。
何度見ても良い作品ですね。
評価:☆☆☆☆☆
子供の成長を描いた作品としては,
わかりやすく,感動もする,考えることも出来ると良い点がたくさん。
そして,やはりリバー・フェニックスがかなり効いている。
しっかりと子供の心理を演じているところがすごい。
馬鹿ばかりやっている子供時代。
”12歳のその時,そこにすべてがあった・・・”
そういう気持ちをいつからかなくしてしまっていることにたまに気がつくが
なかなか気にとめることのできない寂しさは,現代を生きている中で感じる一つの虚しさ,虚無感につながっていくのでしょうか?
”12歳のあの時のような友だちは二度とできない・・・”
友だちというものの概念そのものを考えなくてもいい時間・・・,枠を超えた関係性を感じられる瞬間はもうないのかもしれませんね。
大人になっていく過程で
”あれだけの冒険をしたにもかかわらず,徐々に疎遠になってしまう月日の流れ・・・”
そのリアリティが,冒頭のクリスの死よりも切なく感じるところでしょうか。
思えばここ数ヶ月間,ずっと映画を見ていなかった・・・。
映画を2時間,見る余裕も作れないようではライフリズムの取り方としてはダメですね;;
疲れたときこそ・・・リラクゼーションをなんだけどね。