「ラブリーボーン」
何となくよくありげなサスペンスかなと思ってましが、
ピーター・ジャクソンということで見ることにしてみました。
何かに凝ってるのかな?とも思い。
予備知識なしで映画を見るのはなかなかいいですね。
まさか、”あちら”側の視点からのサスペンスとは思いませんでした。
どちらかというとアジア風なのかな?視点的には。
サスペンスというよりも、家族の崩壊と再生というか。
そういう意味では、猟奇殺人を主軸にしなくてもよいのかもしれませんが・・・。
精神世界?あの世?の描写と現実とのつながりが
ピータージャクソンらしい
世界観でエンターテイメントとして見られるつくりになっていたので
多くの人が観れる作品になっていたと思います。
猟奇殺人もの?としては、エンターテイメント性には賛否両論あると思いますが
映画もみてみないことにははじまらないといえるかもしれませんので。
”ラブリーボーン”というタイトルも、何気なく読んでましたが
”美しい骨”と訳されてたのをみて、しみじみでした。
「死」を通して再認識、再構築する”何か“(絆とか?)14歳の死生観とか・・・。
”14歳のこころ”を 現実 と あの世 からみるというインパクトの強い映画でした。
原作を読んでみたくなりました。